~YOU KNOW ME?~
朝の幸せ
本当の友達ってイナイ。
本当にゥチを見てくれるヒトなんてイナイ。
本当のゥチを理解できるヒトなんて、イナイ。
本物のゥチは、もっと違うのに。
─モット、ワカッテホシイ─
*
「ラミー!起きなさい!!学校よ!!!」
ゥチは良魅(ラミ)。華のチュー3。ワラ
イキナリなんだけど、朝はマヂで気だるい。
でも、隣で眠ってる海飛(しど)の寝顔は、
ダルい朝でもゥチに元気をくれる。
「しーど!はやく起きんとチコクやで!ていうか、ママにバレるよ!!」
キビシイこと言いながら、ゥチはシドの頬にチュッてした。
でもシドは、
「んー、愛してるー・・・」
シドはまだ寝ぼけてるみたいで、
テキトーなこと言ってゥチを抱き寄せてもう一回眠ろうとした。
「もー!!!マヂで怒るから!!!」
でもゥチは怒ってなんかイナイ。
こんなテキトーなシドが大好きだから。
シドがイナイ世界なんて、考えられない。
ゥチはシドをギュってして、ママを無視して二人で眠った。
*