~YOU KNOW ME?~
朝の幸せ




本当の友達ってイナイ。




本当にゥチを見てくれるヒトなんてイナイ。




本当のゥチを理解できるヒトなんて、イナイ。




本物のゥチは、もっと違うのに。





─モット、ワカッテホシイ─










「ラミー!起きなさい!!学校よ!!!」


ゥチは良魅(ラミ)。華のチュー3。ワラ
イキナリなんだけど、朝はマヂで気だるい。




でも、隣で眠ってる海飛(しど)の寝顔は、
ダルい朝でもゥチに元気をくれる。





「しーど!はやく起きんとチコクやで!ていうか、ママにバレるよ!!」
キビシイこと言いながら、ゥチはシドの頬にチュッてした。




でもシドは、
「んー、愛してるー・・・」



シドはまだ寝ぼけてるみたいで、
テキトーなこと言ってゥチを抱き寄せてもう一回眠ろうとした。



「もー!!!マヂで怒るから!!!」



でもゥチは怒ってなんかイナイ。
こんなテキトーなシドが大好きだから。
シドがイナイ世界なんて、考えられない。



ゥチはシドをギュってして、ママを無視して二人で眠った。



















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