秘密な関係
私の口から甘い吐息が漏れる

「あ、だちくん…」

「なに?」

「私…もう…どうにかなっちゃいそうだよ…」

「どうにか、なれよ。俺だって余裕ない」

「嘘だ…んっ」

「本当だよ。だからもっと乱れろよ。俺に全部見せろ」

安達くんはとても初めてとは思えないくらい、的確に私を乱していく

いよいよって時に

「荒川、ごめん。俺、手加減できそうにない」

そう言うと一気に私の体を突き上げた

不思議と痛みは感じなかった

それよりも漸く、安達くんと結ばれたんだって気持ちの方が大きかった
< 95 / 102 >

この作品をシェア

pagetop