蜜愛シンドローム ～ Trap of Kei ～

「・・・あ、ぁ・・・ぁあああっ・・・」


頭が真っ白になる。

自分の呼吸だけが、頭の中に響く。

慧は絢乃の体を抱きしめ、その耳元に愛しげに囁く。


「あぁ、アヤ。すごく可愛い」

「・・・っ・・・」

「ずっと傍に居たけど、こんなに可愛いなんて知らなかった。おれの知らないお前が、まだまだいるってことかな」


慧はぐいと絢乃の足を開き、自分の体を滑り込ませる。

・・・潤んだ場所に当たる、熱く脈打つもの。

熱でぼうっとした絢乃の唇に強引に口づけ、舌を吸い上げる。


「・・・おれはお前の全てを知りたい。お前の全てを見せて、アヤ?」


慧の言葉とともに、潤んだ場所に熱いものが押し込まれる。

それは湿った水音とともに絢乃の最奥まで到達した。

・・・熱い杭で押し開かれる体。

圧迫感はやがて、こすれる感触とともに快感へと変わっていく。

二人の動きに合わせて、淫らな水音が響く。


「・・・あぁんっ、ああっ、はあっ」

「ほら、もっと・・・見せて? お前の奥の奥まで・・・」