舞い散る花の導く先に
はらり
どうやら私はそのまま眠ってしまったらしい。

気が付くと自分の部屋で寝ていた。

呉「んっ・・・・あれ、もう朝・・・・？」

気が付くと日は上っていて部屋が明るい。

私は身支度を整えて急いで部屋を出る。

広間にはもうすでに幹部のみなさんがそろっていた。

呉「ご、ごめんなさい！！寝過ごしてしまって・・・・」

土「構わねえよ」

新「さあ、飯にしようぜ！！！」

私はそっと自分の席に着き近藤さんの挨拶と共に食べ始める。

昨夜たくさん泣いたせいか気持ち晴れやかだった。

だけど、泣きすぎたせいで喉が痛く、目も重い。

平「あれ、呉羽飯たべねえの？」

箸を持つてを休めていると平助くんが不思議そうに私を見る。

呉「あ、うん・・・・おなかすいてなくて」

作ってもらった方には申し訳ないれど食べる気にはなれなかった。

一「具合でも悪いのか？」

呉「い、いえ！！そんなことはないんですけど・・・」

一さんと話していると新八さんと平助君の視線が私のおかずに伸びているのが見えた。

呉「あの、よかったら私のおかずお二人ともたべてください」

そういうと二人はぱあっと目を輝かせる。
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