舞い散る花の導く先に
呉「私は・・・」

バンッ!!

言葉を言いかけると外から激しい音がする。

土「なんだっ!?」

「うわああああああ!!!」

凄まじい悲鳴があたりの空気を引き裂く。

その声に私たちは一斉に庭に出る。

そこにいるのは返り血を浴びて悠然と微笑む女の子。

いいや

雅だ。

呉「雅・・・・」

雅「お姉さま。お久しぶりね」

土「貴様っ!!そいつになにをした!!」

雅の足元には虫の息の隊士が倒れている。

雅「なにって、みてわかりませんか?殺してるんですよ」

そういって微笑みながら倒れている人の腹をける。

「がはっ!!」

平「お前っ!!!」

平助くんが叫びながら刀を抜き雅に切りかかる。

だけどいとも簡単に交わされ、蹴り飛ばされる。

バンッ

原「平助っ!!」

平「ってえ・・・・」

蹴り飛ばされた体は木に当たり、ずり落ちる。

土「雅!!てめえ!!なにが目的だ!!」

皆さんはいつでも切りかかれるように構えながら尋ねる。

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