舞い散る花の導く先に
新「くっそ!!!」

原「新八!!待て!!!」

新「俺がてめえを斬ってやるよ!!!」

雅「あはは!!新八さんじゃ無理ですよ!!」

何度かつばぜり合いをした後に、新八さんは思いっきり弾き飛ばされる。

あれは、人間の業なんだろうか?

大の男性を弾き飛ばすなんていとも簡単にできることだろうか?

そんなことをぐるぐると考えていると雅が溜息をつく。

雅「はああ。今日はこいつを殺しに来ただけなのに、なんでこんな大事になっちゃったのかなあ?」

そういいながら雅が刀を握りなおす。

雅「まあ、いいっか♪目的通りこいつを殺せれば」

刀を振り上げた刹那私はとっさに走り出す。

キィンッ

鋭い音があたりにこだます。

雅「姉さま・・・・」

呉「っもうやめてっ!!!!」

すごい力で押しかえされそうになる。

雅「じゃあ、私と一緒にきて?」

ブンっと刀を振る。

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