舞い散る花の導く先に
外へと走るとちょうど幹部の方々が井戸で話をしていた。

呉「みなさーん!!」

新「おう!!呉羽ちゃんおはよう!!」

呉「おはようございます!!」

すこし息を弾ませながらあいさつを済ませる。

一「そんなに急いでどうしたのだ?」

呉「近藤さんが今日お花見をするそうです!!」

平「本当かよ!!やっりいい!!」

原「風情があっていいもんあよな花見って」

呉「はい!だからみなさん準備お手伝いお願いしますね」

一「ああ、まかせておけ。それでなにをすればいいのだ?」

呉「近藤さんから指示があると思うので台所へいってください!私はほかの人のところへいってきますね」

そういって楽しそうに駆け出す。

平「あんな嬉しそうな呉羽初めて見た」

新「そうだな!まあこの綺麗な桜に浮かれるのもわからなくはねえな!」

原「新八、おめえは桜の風情なんてわかんねーだろうがよ」

一「ああ、新八は華より団子だからな」

新「お前ら、俺になんの恨みがあるんだよ!!」

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