あの夏で
yuki,side.
次の日の朝……。
「ん……」
うわ…。
香月の顔がドアップ。
香月は口が悪いだけで顔も性格もいいやつなんだよなぁ。
急いで香月から離れようと思い、起きあがったけど立ちくらみがした。
やべ……。
どさっ……。
泰輔「いって…。誰だよ。…ってゆうき!大丈夫か!?」
「泰輔…わりぃな。ちょっと立ちくらみしただけだから」
泰輔「おい、どうしたらいい?」
「いや、大丈夫。このまましばらくしてれば自然になおる」
泰輔「そうか…。そういえば、ゆうき長距離大丈夫なのか?」
「あぁ。なんとかな。薬も貰うし主治医のひともくるから。…うし。立ちくらみ終了!」
泰輔「じゃあ…みんな起こすか!」