ボサボサ眼鏡はイケメン社長!?

一体何に必要なんだ。


全てを装着し終えたあたしは、どこからどう見ても清掃のおばちゃんであった。


え、あたし秘書として派遣されたんだよね?


ドラマであるような、清掃係として潜入したわけじゃないよね?


「あの、これ何のために・・・。」


「お心の準備はいいですか!?」


はい?


あたしの質問なんてフルシカトでこちらを向かれた。


「え、はぁ。まぁ。」


意味が分からず曖昧に返事をする。


「わかりました。社長、入りますよ。」


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