ボサボサ眼鏡はイケメン社長!?

「ま、会いにいくことは出来ないけど。こうして電話してくれれば、業務報告でもなんでも聞いたげるからね」


まるで、あたしの考えを読み取ったように美佳子が笑ってくれる。


「また、近いうち電話してもいいかなぁ」


俯いて、珍しく弱気になってしまった。


あたし・・・・らしくもないなぁ。


「いいに決まってんじゃん!それに、その中でいつか恋愛相談もあるかもだしね!」


「それは、ないと思われるけど・・・・。」


だって、あの社長だよ?


ないない。


「わっかんないよー。恋はいきなりってのが、王道だからねー」


美佳子と電話を切ってから、少しだけ社長を思い出しいて眠りに就いた。


明日は・・・・あの書類出して、あれにハンコ押してもらって・・・・。


< 37 / 48 >

この作品をシェア

pagetop