ボサボサ眼鏡はイケメン社長!?
「ま、会いにいくことは出来ないけど。こうして電話してくれれば、業務報告でもなんでも聞いたげるからね」
まるで、あたしの考えを読み取ったように美佳子が笑ってくれる。
「また、近いうち電話してもいいかなぁ」
俯いて、珍しく弱気になってしまった。
あたし・・・・らしくもないなぁ。
「いいに決まってんじゃん!それに、その中でいつか恋愛相談もあるかもだしね!」
「それは、ないと思われるけど・・・・。」
だって、あの社長だよ?
ないない。
「わっかんないよー。恋はいきなりってのが、王道だからねー」
美佳子と電話を切ってから、少しだけ社長を思い出しいて眠りに就いた。
明日は・・・・あの書類出して、あれにハンコ押してもらって・・・・。