子羊+狼のお話




「純が、守ってくれんや。
“ね?君たち、そんな零の目が
気持ち悪いの?僕は凄く綺麗な目
だと思うけど(ニコ)”
純だけやった。そう言ってくれた奴。
友達一人居ない奴に優しく声かけてくれた奴は
“零、行こっ!皆、どいて!”
“おいっ!何処行くんだよ!?”
“良いから!早く!”
“っっ!!”

そう言って強引に
俺の手を引っ張って、図書室に
連れてったんや。」


「え―…?純君が?」


「そうやで(ニコ)」



「純君ならやりそうだね
純君、謙遜とかを知らないからね
皆から愛される、アイドルだからね」


「ぷはははははは!!確かに!
よく、あいつを知ってるな!
あいつと優乃どんな関係?」



「ん?あれ…知らない?
純君とね幼なじみだよ。」



「幼なじみ!?あいつと優乃が!?」



「うん(ニコ)元々お母さんが
純君のお母さんと仲良くてそれを通じて、
仲良くなったみたいな?」



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