雨降る中で
そんな日が1ヶ月続いたある日の朝、


自分の席に着き桜と話していると窓の向こう側から女子2人に囲まれて登校する遥がいた。


そんな光景も今では、すっかり見慣れていた。


「最近、遥君どうしたの?」


桜は横目で遥を見て呟いた。


「さぁ?」


私も横目で遥を見ると目が合ったが無表情のまま目を逸らした。


 

遥に何を言えばいいのか何を思えばいいのか私には分からない。


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