君はボクの天使?
車に乗るとリクちゃんに住所を聞かれた
私がなんとか答えるとリクちゃんはナビを設定して道順を確認した
「よし、行くよ」
「・・・うん」
私は横にしなだれたまま返事をした
車が動き出す
私はボーッと運転するリクちゃんの横顔を見ていた
「これ、リクちゃんの車?」
「親父の車だよ。あ、冷たい麦茶があるけど飲む?」
「飲みたい」
てっきりペットボトルかと思ったら、水筒がリクちゃんから手渡された
「友達が酔い潰れてるって言ったら、母親に持たされた」
「ふふ・・・いただきます」
思わず笑ってしまった
いいなぁ、リクちゃんの家族
冷たい麦茶を飲みながら私は言った
「さっきは彼女って言ってたね」
「だって・・・あんな状態じゃ、そんな風に言うしかないでしょ。ていうか、彼氏とはどうだったの?」
リクちゃんは、ちょっとムッとしていた
誰にイラついてるの?
私?さっきのナンパ男?
それともトモ?
ねぇリクちゃんは、嫉妬したりするの?
酔ったせいか、会いたかったリクちゃんに会えたからなのか私は変なテンションになっていた
「会えたけど・・・ちょっと話したら嫌になって帰って来ちゃった」
「ちゃんと話さなくていいの?そんなになるまで飲んで・・・」
リクちゃん、まだムッとしてる
「いいのー、たまには。あ、リクちゃん私の事が心配なんでしょ?」
「心配に決まってるでしょ」
もっと
もっと言って欲しい
いっぱい言って
私がなんとか答えるとリクちゃんはナビを設定して道順を確認した
「よし、行くよ」
「・・・うん」
私は横にしなだれたまま返事をした
車が動き出す
私はボーッと運転するリクちゃんの横顔を見ていた
「これ、リクちゃんの車?」
「親父の車だよ。あ、冷たい麦茶があるけど飲む?」
「飲みたい」
てっきりペットボトルかと思ったら、水筒がリクちゃんから手渡された
「友達が酔い潰れてるって言ったら、母親に持たされた」
「ふふ・・・いただきます」
思わず笑ってしまった
いいなぁ、リクちゃんの家族
冷たい麦茶を飲みながら私は言った
「さっきは彼女って言ってたね」
「だって・・・あんな状態じゃ、そんな風に言うしかないでしょ。ていうか、彼氏とはどうだったの?」
リクちゃんは、ちょっとムッとしていた
誰にイラついてるの?
私?さっきのナンパ男?
それともトモ?
ねぇリクちゃんは、嫉妬したりするの?
酔ったせいか、会いたかったリクちゃんに会えたからなのか私は変なテンションになっていた
「会えたけど・・・ちょっと話したら嫌になって帰って来ちゃった」
「ちゃんと話さなくていいの?そんなになるまで飲んで・・・」
リクちゃん、まだムッとしてる
「いいのー、たまには。あ、リクちゃん私の事が心配なんでしょ?」
「心配に決まってるでしょ」
もっと
もっと言って欲しい
いっぱい言って