Kiss☆
だんだん、コツを掴んできたあたしたちは支えがなくても少しだけど
波に乗れるようになってきた。
「サーフィン楽しいね!」
あたしがそう言うと三人は口を揃えて、
「だろー!!!!」と言った。
「あたし、トイレ行ってくる!」
またサーフィンを始めようとしたとき真矢がそう言って海から出た。
その瞬間、なんだかすごく不安になって………。
「あたしも行こうかな!サーフィン、教えてくれてありがとう!」
そう言って海からでて真矢の後を追いかけようとすると、
チュッ。
「??!!!」
おでこに軽く柔らかい感触…
あたしは全く理解していない。
「悠亜!ちょっと来て!」
一人の男がそう言うと
もう一人の男が
「もっと楽しいこと知ってるぜ!」
その言葉で、あたしは理解をした。
「ちょっと止めて!」
でもその時にはもう遅かった。
何処かは分からないけれど、
無理矢理連れて行かれて、三人の男があたしの上に覆い被さっていた。
もう終わりだ、…
なぜか、全く抵抗できずに
されるがままだった。