光をくれたのは君だった




「あ・・え?」

「そんなびっくりしないでよ
昨日エレベーターで会ったじゃない」

そして彼は隣りに座ってきた

「いや・・急に話しかけられたんで」

「ごめんね
俺、本社に配属になったばっかで
知ってる人いなかったから、ついさ」

「そうですか」

知ってる人?

昨日エレベーターで
一言しゃべった程度で
知り合いになるのだろうか?

「いやーしかしびっくりだよね」

「え?」

「会社も住んでるマンションも
一緒なんてさ」

えええ?え?今なんて・・・
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