光をくれたのは君だった

少ししか見ていないけど
背も高くて ビシッとスーツも似合って
綺麗な黒髪もパーマのように
セットされている

顔も整ってるなあ
こういう人がモテるんだろうな

と他人事ながらに思った

チーン

目的の階につき
彼に会釈をしておりる

営業は全然空気が違う
みんな忙しそうに
動き回っている


「すみません、、、
経理の眞田です。
書類持ってきました。」

「悪い!
そのへん置いといて!」

「はい」

横山主任
わたしはイケメンどうこうの前に
顔すらみてもらえないんですよ。

そうそうやって生きてきた

高校もずっと孤立
まるで私はクラスで空気みたいだったから。
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