光をくれたのは君だった
「え?眞田って
北高だった眞田?」
へ??なぜ私の出身校を?
「俺のこと知らないかな?
同じ高校だったんだけど」
え?一生懸命頭を働かせるが
思い出せない
「ごめんなさい・・」
ちょっと彼が寂しそうにした
「へえ。そういうこと言うんだね」
「え?」
「ううん。これからよろしくね眞田さん」
「こ、こちらこそ」
少しだけ微笑む彼が怖かった
「これつまらないものだけどよかったら」
「ありがとうございます」
それじゃおやすみ
と言い彼は帰って行った