冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
隼斗の手が、頭の後ろに回って、おさえられて。
そのまま、ゆっくりと顔を近付けて…
キスをした。
腰が砕けるほど、深く…―――
「はぁ…っ」
どちらのか分からない、熱い吐息が混ざって、
熱い身体が触れ合って…
おかしくなりそうになる前に、現実に戻される。
隼斗…意地悪だよ…っ…
突然、だきかかえられて、
あたしたちは寝室で…
闇の中に溶けていった。
深い闇のような、
恋の中へ・・・・、堕ちていった…。