冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
そんな嘘、
いくらなんでも気づいちゃうよ…!
「…ありがとう、隼斗…」
「―――‥…だから、俺は知らねぇよ……」
そっと隼斗の顔が近づいて、
そのまま、唇を重ねた。
「・・・・ぁ、」
思わず漏れる声に、赤面する。
…まだ朝なのに〜!!
「「……はぁっ…」」
あっつい…
寒い…はずなのに……
「…盛りすぎた、‥はぁ―…」
溜め息混じりに、
もう一度触れるだけのキスをして。
…ボーッとしながら、朝ごはんの準備をした。