冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
「明けましておめでとうございます、お義父さん」
「ただいま、お父さんっ」
一回お父さんと目が合って、
低い声で…、
「奏未は歓迎するが、君は歓迎しない。俺に二度と近づくなと言ったはずだ」
────冷たい目が、場の空気までもを冷たくしたような気がした。
「お父さん!
いい加減にしてよ!」
また、
去年みたいに…
隼斗とお父さん、仲良くなれないままなんて嫌だよ…。
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