冷血な旦那様と新しい恋 【完結】




「ふふ…っ」


「何笑ってんだよ…」



お父さんが少し眠りについて、お母さんが花の水を交換しに行っているとき。



「隼斗優しいな…って思って」


「…?」


「ううん。ありがと、隼斗」


お父さんの布団を掛け直して、しばらくお父さんの寝顔を見ていた。


今まではあまり見てなかったけど、

痩せたってことは分かった。



「……お母さん…大丈夫かな…」


「ん?」


「お母さんまで、倒れたりとか…。
昔から、心配性だから…」



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