冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
不穏な足音*隼斗side*
「ただいま〜、なんか久しぶりだね、家に帰ってきたの」
「そうか?」
お義父さんが入院してから約1週間。
俺達は退院する日まで奏未の実家に泊まっていた。
快復が早く、お義父さんは4日で退院し、今日2人で戻ってきた。
「今コーヒー淹れるね」
「…ああ」
頭を打ったかのように、ズキ…と痛む。
明後日から仕事。
今からこんなことを考えていると、頭だけじゃなく精神的に疲れるな…。