冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
「‥‥う…ん……」
…でも、取り合えず…
「具合、悪くない?横になってたら。少しの間だけでも」
「うん…そうする。
ありがとう奏未」
眠かったのか、
しばらくしてすぐ、
静かな寝息をたてて眠っていた。
それにしても、佳苗…
妊婦さんなんだ…。
生む生まないにしても、
今は佳苗、お母さんなんだね。
ごめんね佳苗。
あたしは正直、羨ましいと思っちゃうよ…。
あたしもいつか、出来るかな…、隼斗の赤ちゃん…。