冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
懐かしいな。
あたしは寝ちゃってて、
頭を雪で濡らして帰ってきた隼斗が。
とてもかっこよかった。
♪〜
電話だ…。
「はい…」
『奏未?
もう飯作っちゃったか?』
電話の相手は、
大好きな旦那様。
「あ…それがね、今日、友達のことでゴタゴタしてて作れてないの…」
『じゃあ…外に食いに行こう。
そっちまですぐ行くから』
「あ、あたし家にいないの。駅前にいるから、あたしから隼斗の会社の方に向かうね」