冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
写真と忠告*隼斗side*
「あー、おいしかった!
隼斗が注文したパスタ、とっても美味しかったね」
「そうだな」
奏未が迷ってたから、
俺が頼んだんだ。
さすがにそれは、恥ずかしいから言わなかった。
家に着いて、奏未が淹れたコーヒーを飲みながら、
静かに過ごしていたとき。
洗面所辺りから、ドン、と音が響いた。
「奏未?」
風呂に入ってるはず。
転んだのか…?
「大丈夫か?」
「……」
「開けるぞ」