冷血な旦那様と新しい恋 【完結】




「こんにちは、西原部長」



こっちに向かっている人が、微笑みながら言った。



あの人…コーヒーの‥‥‥‥


「お久しぶりです。奏未さん」


なんであたしの名前…


それよりも、どうしてここに…?



たくさんの疑問が頭に浮かんだ。






「‥‥安斎―――――」






ひとつだけ分かったのは。


あのクリスマスイブの日、あたしに隼斗の携帯から電話をかけた人だってことだった‥‥。













< 183 / 344 >

この作品をシェア

pagetop