冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
罪悪感の塊*奏未side*
突然のことで、頭が真っ白になったんだ。
「奏未」
「え…‥‥――――――――」
ハルくんの顔が近づいたと思ったら、
唇に、微かに何かが触れた。
「‥‥‥」
「………」
今のって…
キス、されたの?あたし…
ハルくんが、したの?
「何で…なんで・・・・・・・・?」
ハルくんには、クラス会のときに、ちゃんと今の自分の気持ちを伝えた…のに。