冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
そして…バレンタインデー。
あたしは日中に精一杯作って。
普段、面と向かって言えない気持ちをカードに書いて。
テーブルに置いて、
あたしは部屋にまた…籠った。
1年に一度の、大事な日。
一緒にいられないけど、
大好きだよ・・・・・・・
隼斗が帰ってくる前に、あたしは眠ってしまった。
冷たい床が、
身体を刺すようにあたしを冷した。
でも、それが何故か心地よかった。
すぐ側にあるあたしのベッドよりも‥…―――――――。