冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
正直に言わないのと、
黙って何もないかのように過ごすのでは、
あたしがパンクしちゃうし、
隼斗にも変に思われるのは当たり前で………
それなのにあたしは、
嫌われないように、嫌われないようにって…
自分や隼斗から逃げていた。
隼斗の甘さに、逃げていた。
「さいて‥‥‥だ‥っ…」
〜♪
着信音が鳴った。
隼斗‥‥‥‥!?
期待した罰みたいに、相手は隼斗じゃなかった。
‥‥‥‥ハルくんだった。