冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
「そう…ですか…」
「だから明日も、明後日も奏未が善くならなかったら、もしかしたら…入院になるかもしれない」
入院…。
もちろん、それは最終手段。
でも、俺は澤田の言ったことを信じて。
奏未と一緒に過ごしたい。
「隼斗くんは?
隼斗くんのお母さん、何か言ってた?」
「…分かりません、訊いたこと無かったんで」
「‥‥ごめんね、嫌なこと思い出させて」
「いえ、全然大丈夫です」