冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
「どうしたの?そんなあわてて。
まさか、佳苗に何かあった?」
『あの、ついさっき、女の子が生まれたんで一応報告を…』
「えぇーっ!!
嘘ッ!?ホント!?」
『ホントです。無事、母子共に健康です』
「そっか〜っ!
おめでとうっ!!」
ソファーに座っていた隼斗がこっちに来て、
あたしが事情を説明すると。
「なんか…感動する」
あまり顔に出さない分、隼斗が言ったその言葉で十分伝わってきた。