冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
何年先でも*奏未side*
“日向3歳”
“日向4歳
お祭りで口の周りがソースだらけ”
「何書いてるの?」
「隼斗。おかえり。
この前に行ったお祭りのときの日向だよ」
「あぁ、口拭くって言っても嫌だって拭かせなかったよな」
明日は日向の5回目の誕生日。
最近の日向は、はしゃぎすぎて体力を消耗してよく昼寝をする。
「あ、そうだ。
今日日向が隼斗の絵を書いてたよ。ほら」
日向の書いた絵を見て、隼斗が笑って。
あたしも嬉しくなって、隼斗に抱きついた。
「…夕飯、後にしたいの?」
「エっ」
声が裏返った。
夕飯を後にする。
つまり…
「する‥‥///」
「その前に、風呂な。
一緒に入る?」