冷血な旦那様と新しい恋 【完結】





「はい、じゃあ日向くん?」


「なにー?」


「ご飯を早くきれいに食べちゃわないと、水族館終わっちゃうよ〜?」



「だめ!みる!さかな!」



ふふ、ちゃんと言うこと聞いてる。



「たべたよー!!」


「うん!
じゃあ次は、お着替えしましょうか」



「じぶんでできるっ」



タタタっと走って、どうやらクローゼットがある、寝室に走って行ったらしい。



「遅いと俺たちが怒られるな、日向に」



「だね。あたしも着替えてくる」


席をたって、日向のところへ行こうと思ったら…



隼斗の寝癖が目に入って。



思わず、座ってる隼斗の後ろから髪を触ってしまった。



フワフワな髪。


「隼斗の寝癖、かわいいね」



「寝癖気にしてたのか?」



「ふふ。直してあげるね、あとで」


「ところで…奏未。
お前身体大丈夫?辛くない?」


「大丈夫っ」



隼斗の頬に唇を近付けて、


横を向いた隼斗と唇を重ねた。






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