冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
移った風邪*隼斗side*
時計を気にしながら、
仕事のペースを上げる。
夕飯の支度、
奏未がいつもやっている家事を、俺がしなければならない。
俺が考えていたより、大変だった。
集中し過ぎているのか、
目の奥が痛んで疲れが増す。
そんなのを気にしていたら、何も手につかなくなる。
刻々と時間が過ぎる中…
仕事を終わらせ、
車に乗った。
車内が冷えていたから、
室内温度をあげて、
帰途についた。