冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
感じ合う熱*奏未side*
隼斗がお風呂から上がって、家にあった市販の風邪薬を飲んだのを確認して、
あたしもお風呂へ。
あたしが髪を乾かし終え、寝室に戻ると、
隼斗はすでに眠りについていた。
額にじんわりと汗をかいていて…苦しそう。
タオルタオル…
汗を拭いて、額に手を当てて、熱が下がったか確認。
…下がってない……
むしろ、上がってる?
寒いのかな。
…布団布団…。
布団だと重いかな?
毛布のほうがいいか…。