冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
悪夢の聖夜*隼斗side*
「…言ってくる」
「いってらっしゃい!」
いつもに増して元気な奏未。
…今日がクリスマスイブだからか、
朝から鼻歌を歌っている。
名前は忘れてしまったが、誰もが知っている有名な曲…。
今日は早く帰ろう。
多分会社でも、クリスマス一色だろうと想像した。
車の中でかけたラジオには、鼻歌と同じ曲が流れていた。