冷血な旦那様と新しい恋 【完結】




朝まで残業か…。



奏未にメールを打っておいた。



“今日は帰れない。ごめん”




送信して、



デスクの引き出しに閉まった。


ポケットに入れておくと、着信があるたびに遅れをとりそうだから。





その場を離れるときに、


誰かが俺のデスクに近づいたなんて、知るよしもなかった。






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