冷血な旦那様と新しい恋 【完結】





朝日が射し込んできて、


やっと今が朝だとわかった。






自宅の電話がなって…


怖くなって、
出ることができなかった。


携帯は…電池がなくなって、真っ暗な画面のまま。









こんなあたしに、


ドアが開いた音は気付けなかった。




「奏未?」


………何で、今なの?


「奏未…!」











…何で、抱きしめるの。







この腕は、

昨日安斎さんを抱きしめたの?





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