冷血な旦那様と新しい恋 【完結】




「お世話になりました…




今までありがとう…隼斗」




もう…いいよ?


あたしの存在は、


無いなら無いで…。












なのに。


隼斗はあたしに…キスをした。




「なんで…どうして…」



分かんないよ。






あたしを黙らせるため?


それとも…





言い訳?




隼斗は何も言わなかった。

そっちのほうが良かった。


余計なことを聞く前に、
早くいなくなりたかった。






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