冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
2人の聖夜*奏未side*
目が覚めたとき、
お昼を過ぎていた。
目の腫れはまだ残っていて。
鏡の中の自分に、思わず“ブサイク過ぎ…”と呟いて、笑った。
目に感触が、まだ残ってる。
隼斗の唇が触れた、あの時の感触…
あたし…って、変態!??
思い出すだけで、頭から湯気が出てきそう…
嬉しくて、
涙が溢れるよ…
隼斗があの一言を言ってくれるなんて、
夢みたいで…
早く、
逢いたい。
そして、思いっきりの笑顔で、
お帰りなさいっ!て。