冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
「わ、悪くないよ…!
隼斗が一番分かってるくせに…」
「…何か言った?」
「‥‥何でもありません」
なんなら、少しすねたりしちゃおっかな〜…なんて思っちゃったけど、やめた。
今日は、笑顔でいたいから。
「やっぱ先に風呂入るな」
「分かった。冷えたビール用意しよっか?」
「頼む」
ちゃんとあたしに目を合わせて話す隼斗が新鮮で。
とてもカッコよくて…
“好き”の気持ちが溢れてくる。