【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済
危険な同居!?

★プロローグ




「何?一緒にねる?」



ニタリ、と意地の悪そうな笑みを口の端
に浮かべて、本気かどうかもわからない
ような言葉を並べ。



そのくせして私の脳までも溶かしてしま
いうなくらいに甘い重低音で囁く彼は、
私の幼なじみ。


───そして、悪魔。



どうして……。



さっきから頭を巡るのは、そんな疑問ば
かりで。



答えなんて、出てきもしないのに。



どうしてこんな状況になっているのか。



まったくと言っていいほど原因が見つか
らない。




でも、一つだけわかること、それは…。



「一緒には…寝ないかな」



意地悪なあんたと秘密の同居。



それは熱く危険な恋の始まりだった。






















< 1 / 427 >

この作品をシェア

pagetop