【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済
危険な同居!?
★プロローグ
「何?一緒にねる?」
ニタリ、と意地の悪そうな笑みを口の端
に浮かべて、本気かどうかもわからない
ような言葉を並べ。
そのくせして私の脳までも溶かしてしま
いうなくらいに甘い重低音で囁く彼は、
私の幼なじみ。
───そして、悪魔。
どうして……。
さっきから頭を巡るのは、そんな疑問ば
かりで。
答えなんて、出てきもしないのに。
どうしてこんな状況になっているのか。
まったくと言っていいほど原因が見つか
らない。
でも、一つだけわかること、それは…。
「一緒には…寝ないかな」
意地悪なあんたと秘密の同居。
それは熱く危険な恋の始まりだった。
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