【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済





それまで笑っていた圭君は、光弥の言葉
に顔をひきつらせ、



「俺には、蚊なんて、見えなかったけど
?」



低い声でそう言って光弥を睨むと、光弥
はそんな圭君を鼻で笑った。そして、嘲
るような眼差しを向ける。



「え、視力悪いんじゃん?眼科行けば?




……あんたは小学生のガキかよ!!



──と、思わず突っ込みたくなるような
、光弥の受け答え。



一体こいつは、ふんぞり返って何を言う
のかと思えば……。



まったく、こんなのと幼なじみなんて恥
ずかしいんですけど。



私は、思わず冷たい目線を光弥に送った




「ちょっと光弥やめなよアホらしい」

「あ゛!?」




< 132 / 427 >

この作品をシェア

pagetop