【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済
いつもは偉そうな俺様口調っぽいくせし
て、この時だけは可愛い言い方になるな
んて気持ち悪い。
全然可愛くなんかないしね!
…ていうか!!
「入るよ~じゃないよ!ダメッ!」
ダメに決まってるでしょ!何考えてんだ
アイツはっ!
でも、ドアを押さえる事が出来ないから
、湯船に深く浸かるほか成す術も無く。
ダメッっていってるのに、入ってくる光
弥。
ドアの向こう側で、絶対に笑ってるんだ
。いつもみたいに、意地悪そうに。
───……ガラガラ
躊躇いもなしに引き戸を引いて、入って
きた光弥に思わず、見とれてしまった。
だって───……