【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済




あれ……もしかして、地雷踏んだ?なん
て思っていると。



「もう知らないわよ……あんな、あんな
、クリスマスにバイトいれる男!」



と千夏が叫び出して、私は苦笑いを浮か
べた。



「ああ……そうなの」



曖昧にそう返事をすれば、千夏は、潤ん
だ瞳を私に向けてきて。



そして、千夏が私の腕をぎゅっとにぎっ
てきた。



「だからね、恋那クリスマス──」
「いや、駄目だ」



千夏の言葉が途中で遮られて、私の頭に
何か乗っかった。




< 174 / 427 >

この作品をシェア

pagetop