【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済
特別鍛えている訳でもないくせに、引き
締まった身体。
脂肪なんて、どこにあるの?って感じだ
し。細そうに見えて、程よく筋肉のつい
てる二の腕や、ふくらはぎが逞しい。
モテるのも、頷ける気がする。
腰にタオルを巻いただけの格好。
まさか、本当に入ってくるなんて。これ
じゃ出ようにも出れない。
だって光弥が来るなんて思わなかったか
ら、タオルなんて用意してないし。
「出てってよ…」
か細い声でそう言えば、光弥はきょとん
として。
「え、ヤダ。俺も風呂入りてえし」