【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済
光弥の姿を見ただけで、ドキドキしてく
るし。
なんかいつもよりもカッコいいし!
……重症だよ、私。
「おはよう、光弥。朝ごはん食べちゃっ
てね?」
どうにか誤魔化すように笑ってそう言う
と。
「んー。そんなことよりも……」
光弥が私のそばまで近付いてきて、ぐっ
と私の腰を引き寄せた。
あっという間に光弥の顔が近付いて、き
っと今、真っ赤なんじゃないだろうか?
なにもしなくても意識しまくってるのに
、こんな密着して耐えられるわけない。
「ね、恋那……キスしていい?キス、し
たい」
「は!?ダメっ!絶対にダメっ」
心臓壊れちゃうから!
そう言って口を覆うと、光弥は不満そう
な顔になった。
「なんで?良いじゃん、キスくらい」
き、キスくらいって!!