【完】甘い生活～危険な幼なじみに溺愛されて～【上】p356まで加筆済

そうしていると、再びそんな爆弾発言を
急に投下されて、ゾワッと鳥肌が立つ。



お、犯す……って！



「そ、そっち向けばいいの？」



それで救われる……というか、私の貞操
が守れるんだったら容易いんだけど、な
んて思いながらそう尋ねれば。


「……まあ、多分」



なんてなんとも頼りない声が返ってきた
。


多分って何よ！？確証は無いわけ？そん
なんじゃ向きたくても向けないよ！



もういっそ、水を光弥の顔にかけてやろ
うか。とさえ思ったが、そんなことすれ
ば、胸が見えてしまうし。



だけどもう、脱衣場にたどり着く方法が
見出だせなくて。



私、今もしかして窮地に立たされてるの
かもしれないと、本気で思った。