【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済



私の高校から、家まではそこまで距離が
ない。



高校を出て10分程あるけばもう自宅の
屋根が見えてくるくらい近い。



だから勿論、登下校は徒歩で行っていた




「ただいまー」



ガチャっとドアを開けてから、リビング
の方に向かってそう言い、ローファーを
乱雑に脱ぎ捨てる。



もう少しでドラマにありつけることで、
すごくドキドキしていた。



リビングに入ると、そこには、お母さん
と、この時間帯じゃ家に居ないハズのお
父さんがソファーに座っていた。



年がら年中新婚夫婦ような二人は、娘の
まえでも普通にいちゃつく。


















< 3 / 427 >

この作品をシェア

pagetop