【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済
翌日。
放課後、委員会に朝田君を誘ってから、
倉庫前まで向かう。
倉庫前まで行くと、そこにはもう既に光
弥が居て、光弥がちょっと不機嫌そうに
私達を見ていた。
というか思い切り私を睨み付けていて、
内心冷や汗タラタラだった。
……こ、怖いんですけど。
委員会が始まる前に、座ったときにこっ
そり隣に座ってきた光弥。
それだけでも、かなりの心拍数。
横から香ってくる光弥の香りに、私はド
キドキさせられっぱなしだった。
「……おい、恋那」
「ん?」
光弥の方を向くと、光弥はふて腐れたよ
うに私を見つめてた。
「なんで、いっつも朝田と来んの?」
「え?朝田君?」